母の今後と自分の結婚との折り合いについて

相談内容

私は45歳の営業職です。立花と申します。
勤務時間は不規則で休みも日曜日以外は不定期です。仕事は出張も多く、2,3日家を空けることもあります。
独身で母親と同居しています。
父親はすでに他界しており兄弟はいません。

母一人子一人の家族で、親孝行をしたいと思いますが、仕事が忙しく休みを取ることも難しくて、旅行に連れて行ってあげることも出来ません。
また、母は、私に結婚をすすめますが、なかなか出会いもなく、もしも私が結婚したら母を一人にしてしまうような気がして、気が付いたらもう45歳になってしまいました。
母も73歳になります。今は元気で病気や介護の心配はありませんが、日中一人で自宅にいることが多いようです。

母のこれから先のことや自分の結婚のことなどを考えると、どうしたら良いのだろうか悩んでいます。
何かアドバイスをいただけたら嬉しいです。

回答メール

日中お仕事で家を空ける時間が多い立花様にとって、留守中のお母様を心配されることは、とても自然なことと思います。

折を見て、お母様の日中の過ごし方やご近所の方とのお付き合いなどについて聞いてみてはいかがでしょうか。
今までも会話の端々でお母様の日中の生活を垣間見ることはできていると思いますが、あらたまって話題にすることで、新しい情報やお気持ちに気づくということもあるかもしれません。

さて、今回の立花様のご相談内容について整理させていただきたいと思います。
ご相談いただきました内容は、

1.今現在は病気や介護の心配はないけれど、日中一人で過ごしていることの多いお母様の心配。
2.お母様に親孝行したいけれど、どういうふうにすれば良いのかわからない。
3.立花様ご自身の結婚について
ということで私は理解しましたが、お間違いないでしょうか。

これらを一緒に考えさせていただくに当たり、いくつかお聞きしたいことがございます。
できましたら、下記について、お教えいただけないでしょうか。

①お母様と生活されているお住まいには、いつからお住まいなのでしょう。
②立花様ご自身は、ご近所の方々とのお付き合いはどの程度なさっていますか。
あいさつ程度のお付き合いなのでしょうか。お名前と顔が一致している方はいらっしゃいますか。
③立花様ご自身の“結婚”についてもお悩みとのことですが、結婚について何かご自身が思うことはおありですか。
また、ご自身の結婚とお母様のことと、別々に考えることはできますか。

立花様ご自身のお悩み、ご心配事が少し整理できるようになると、これからどのようなことを考えていけばよいのか見えてくると思います。

 

<相談者からの返答>
お返事いただきありがとうございます。
相談内容は、お書きいただいたとおりです。
そして、ご質問いただいた内容について考えてみました。

①住んでいるマンションには、父の定年退職をきっかけに、父母が15年ほど前に引っ越してきました。
歳をとると、団地・マンションの方が生活しやすく、同じような年齢の人たちが多いのではないかと、考えたようです。父親は外に出 るのが好きな社交的な性格でしたが、母は控えめで、あまり人づきあいが好きなタイプではなく、そのころから部屋の中で過ごすことが多かったと思います。

②私がこのマンションに引っ越してきたのは、父が他界した後で、5年くらい前です。
それまでは一人暮らしをしていました。この場所は、私が育った地元には近いのですが、マンションやその近隣に友人はいませんし、近所の方々とはあいさつ程度の付き合いしかしていません。出勤時間が不規則で出張も多いので、自然と近所の方々と顔を合わせる機会も少ないのが現状です。

③自分の結婚についてですが、若い頃には彼女がいた時期も何度かありました。しかし結婚には至らず、そのうちに父が亡くなり母と暮らすようになり、気が付いたら45歳になってしまいました。結婚したいと思った時期はありましたが、母親と暮らし始めたら、このまま独身でも良いのかも、と思うようになっていました。
しかし最近、母のこれからの人生をあらためて考えていたら、自分はこの先どうなっていくのかという思いがわいてきました。結婚はしたいといえばしたいし、でも、この年になってどうやって相手を見つけたら良いのか分からないし、母のことも心配だしと、どうすれば良いのか分からなくなってしまったのです。

 

<担当者から返信>
立花様、いろいろと教えてくださりありがとうございます。
まず、お母様の日中の過ごし方についてですが、お住まいの地域によって、最近では高齢者が利用できるサービスがいろいろあります。

例えば、体育館やプールを低料金で参加できるプログラムがあったり、もっと身近な公民館や地区会館自治会館などでのサークル活動 など、市報などにも度々紹介されていると思います。また、“地域包括支援センター”というものがあり、ここに相談すると、利用できるいろいろなサービスを紹介してくれます。お住まいの住所によって管轄が分かれていますが、どこにあるのか、どこが担当なのか、問い合わせ先は市のHPなどで確認できますので、一度調べてみてはいかがでしょう。

最近では一般のスポーツジムなどでも高齢者対象のプログラムや料金設定を設けているところも増えてきています。
ご近所で参加することに気が進まないようであれば、そのような場所も良いかもしれませんね。このようなところであれば、立花様も 同じ施設を利用することも可能だったりしますし、先に立花様が利用してみてお母様におすすめすることも出来るのではないでしょうか。

また、お仕事がお忙しくてお休みも取りにくいとのお話ですが、1泊2日でも難しいですか。お住まいが海老名でしたら、箱根や伊豆な ど、1~2時間の移動でも素晴らしいところに行かれるのではないでしょうか。日帰りでも楽しめると思いますよ。いつもと違う場所でご一緒に過ごすと、自然と普段しないような話が出来たりします。
外食に誘うだけでも、お母様は喜んでくださるのではないでしょうか。

最後に、立花様のご結婚についてですが、今までにも考えられたことがあるとのことですね。何か趣味などはありませんか。趣味の時間を持ち、その為にご自身の時間を使うことで、新しい出会いがあるかもしれません。もしくは思い切って結婚情報サービスなどに登録してみてはいかがでしょうか。

現在はとくにご病気などもなく健康に過ごされているというお母様でいらっしゃいますが、これから先はご年齢がいくにつれて少しずつ変化が見られていくと思います。
体調を崩したり、年齢相応の老化であったり。ご心配していらっしゃることはその時どうしたら良いのか、ということだと私は感じました。
あまり考えたくないと避けてしまいがちなことにもかかわらず、立花様が現時点でお気づきになり対策を取ろうとしていることが何より大切なことと思います。このご自分のお気持ちをどうぞ大切に小さなことから行動に移してみてください。
小さなきっかけで、何か新しいことが立花様にもお母様にも芽生えてくるかもしれません。
お二人に、新しい出会いや支えが生まれますよう、ご要望に応じて相談に乗ってまいります。